【遊戯王】北米版とＥＵ版、レアリティ別に比較してみた！

ＥＵ版と北米版、わざわざ分けられてるけど何が違うの…？

ぱっと見は同じだけどカードの色味とか光り方とか、よく見ると全然違うんだ！
今回はレアリティ別に写真を載せながら違いを説明するよ！

アルティメットレア（レリーフ）
コレクターズレア
シークレットレア
25thシークレットレア（スターライトレア）
まとめ

アルティメットレア（レリーフ）

最初はEU版と北米版で区別される代表例、アルティメットレアについて紹介します！

比較対象としてチョイスしたのは教導の聖女エクレシアです。

画像を見るとまず目に付くのは色の違いでしょうか。

ＥＵ版はイラストや効果モンスター枠含めて全体的に濃く暗い色なのに対して、北米版は全体的に薄く明るいです。エクレシアちゃんの鎧とかもはや別の色ってくらい違いますｗ

そして一番の特徴はレリーフ加工の彫りの深さです。EU版は北米版よりも明らかに彫りが深く、斜めからカードを見るとＥＵ版は加工がしっかり見えます。また、レベルの星についても北米版はのっぺり加工ですがＥＵ版はしっかり彫りがあります！

この彫りの深さがＥＵ版人気の所以ですね！

ちなみに、現在英語版の遊戯王カードについては通常販売されているパックにアルティメットレアは封入されておらず、OTSと呼ばれるトーナメントパックにのみ封入されています。

せっかくなのでもう一つ比較しようと思います。これは幽獄の時計塔という日本語版のレリーフ含め、美しいレリーフとして人気の一枚です！

さきほどのエクレシアと比べて、あんまり違いがないですね…？

確かに色の明るさは違うのですが彫りの具合についてはＥＵ版の方が若干細かい程度。実は遊戯王３期くらいのレリーフって基本的にＥＵ版の方が彫りが深いのは共通しているのですが、1stかアンリミかであったり、印刷された時期によって個体差が凄いみたいです。

私も勉強中なのですが、北米版なのにＥＵ版より彫りが強いカードがあったりと、そういったカードは強個体と呼ばれています。海外版レリーフを購入する際はＥＵ版が正義！と盲目にならず、カードの加工をしっかり見極めて購入することをオススメします。

コレクターズレア

続いて比較するのは、ここ数年でじわじわ人気の出ているコレクターズレアです。

北米版・ＥＵ版のコレクターズレアはレリーフに代わる当たり枠として、定期的に発売される海外限定パックに収録されています。（基本パックは25thシクorスターライトレアが当たりです）

比較の1枚目はこれまた非常にイラスト人気の高い六花聖ティアドロップです！

やはり一番に目に付くのは色味の違いですね！ＥＵ版は濃く深く、北米版が明るいのはアルティメットレア同様です。

一方彫りについては写真だとあまり違いがわからないですね。目視だとＥＵ版の方が彫りが深めなのがわかる程度です。一応ランクの部分はＥＵ版のみ加工がされてるのでここで見わけは付きそうです。

正直アルティメットレアほど彫りに違いが無いのでどちらがいいかは個人の好みかと思います。私はティアドロップに関しては明るめのイラストの北米版の方がキレイかなと思っています。両方集めて比較するのが楽しいカードかもしれません。

シークレットレア

続いて比較するのはシークレットレアです。ＥＵ版はシクが貫通して美しいと有名ですが、果たしてＥＵ版の圧勝なのでしょうか？

今回の比較対象はクイーンマドルチェ・ティアラミスです。最近発売されたパックで、とうとうシークレットレアが出ました。

比較してみた結果として、色味の違いは他と同様なもののシク加工については正直思ったほど違わないですね…斜めにするとテキスト枠までシクが貫通しているのはどちらも同じで、ややＥＵ版の方がはっきりしているかなという程度です。

最近のシクはそこまで違わないようなのですが、前の時期のシクだと北米版よりＥＵ版の方がシクの粒が細かく多いというような違いがあったりします。（いい感じの比較用カードがありませんでした…）

25thシークレットレア（スターライトレア）

最後に紹介するのは今一番ホットなレアリティの25thシークレットレア（クオーターセンチュリーシークレットレア）です。スターライトレアと加工は同じなのでひとまとめにします。

比較用のカードはこれまた人気の火霊媒師ヒータです。

実はコレクターの間でスターライトレア登場以降話題になっていたのですが、25thシークレットレアに関しては北米版の方がカードのキラキラが明らかに強いです。とにかくシク加工の粒の光りの主張が強く、ギラギラしているって感じですね。そのため25thシークレットレアに関しては、北米版の方が相場が高いことが多いです。