カードコレクターにとっての悩みの一つはカードを買うタイミング。今買うべきか、いやまだ安く買えるかもしれない…そんな悩みは尽きないはずです。そうした試行錯誤の末に欲しいカードを手に入れるというのがカード収集の一連のプロセスかと思います。そして大半のカードは初動が最高値で次のパックが出るころには値下りして底値から値動きがほとんどなくなります。これは店長の経験則ですね。ただし、何事にも例外がありまして初動から値下がりすることなく高値を保ち続けるカードだったり、安くなったと思ったらいつの間にかめっちゃ高騰するパターンもあります。
そこで今回は、今こんなに高いの?という感じで海外版のいつの間にか値上がりしてしまったカードたちを紹介させていただきます。紹介されたカードを持っている方はガッツポーズしてください。そして紹介されるカードの多くは店長が買うタイミングを逃したカードたちです…
また、ここで言う相場は海外相場を参考にしています。
ブラック・ローズ・ドラゴン 北米 1st レリーフ

最初に紹介するのは半年前くらいにXで話題になったこのカードです。
理由はいわゆる1stのエラープリントである通称「白個体」が海外オークションで100万円近い価格で落札されたことからと思います。(画像は白個体ではございません!)
ブラロの1stは区別される個体が非常に多く「赤個体」「ピンク個体」「グレー個体」なんて感じでブラロコレクターの中では識別されていたものの、海外ではその認知がなくレア個体でも相場の価格で取引されていました。
しかしオークションの落札を皮切りにエラープリント等が周知されてしまい、買い集める人が増えてしまったせいか当時は12~3万円以下で買えていたものが20万円くらいで取引されるようになりました。加えてこれは個体を区別しない場合でして、いわゆるレア個体についても通常個体と区別して販売されるようになってしまいました。
青眼の白龍 OTS28 レリーフ

このカードは初動めちゃ高からのかなり落ちたと思ったら流通が減って相場がV字回復したカードです。
相場を引っ張っている要因の一つに日本のレリブル高騰もあるとは思いますが、私もポストにて海外の青眼が枯れてきてヤバイみたいなポストを何回かした記憶があります。
高騰は遅れてやってくるもので、底値で4万円台だったEU英語版なんかは今は美品だと10万円弱くらいですね。
また、ドイツ版の個体差も広く知られてしまったこともあり、いい個体は相応の値段を出さないといけない状態になってしまいました。
コレクターが欲しい個体を集めてホールドしているのもあって今欲しい個体を探すのは結構難しいんじゃないかなあと思います。
D-タイム レリーフ

D-タイムのレリーフは数年前までは知る人ぞ知る美しいレリーフだった記憶なんですよね。相場も北米アンリミで5000円前後、EU語でも高くて15000円くらいの記憶でした。
しかし最近はいつの間にか超人気レリーフみたいな扱いになってしまいました。私も人気なので狙って仕入れて販売しますが毎回抽選販売になる程度には人気です。さらに言うと加工についても強弱があるとされています。強い個体は流通数もあまり多くなかったこともあり、つい先日ebayにてEU版の1st傷ありが5万円くらいで落札されていたんですよね…
ちょっと5万円は出しすぎじゃない?
M∀LICE<Q>WHITE BINDER 泰亜 コレクターズレア
はい、このカードは予想していた方は多いんじゃないでしょうか。泰亜の加工がマッチして遊戯王史上1位を争うほど美しいとされるカードです。高騰はもはや必然という感じで、ただでさえ流通の少ない泰亜版であることとXでのカードの盛り上がりのこの2つが揃った時点で手が付けられなくなりそうだとは思っていました。しかしながら今年の6月くらいまでは2~3万だったものが今では6万円台です。
私も泰亜版を扱う海外のお店とお付き合いがあるのですが泰亜版は基本再販がないうえに、BOXが全く手に入らない状況なので今後も高くなる一方なのかなと。もちろん他のM∀LICEの泰亜コレクターズレアもお高いです。
ちなみにキラーチューンの泰亜コレクターズレアは話題になる以前に一切見かけません…
画像は手持ち個体がないため、Xのポストを引用させていただきます。
閃刀姫-レイ BLTR 25thシークレットレア

続いて紹介するのはイラスト違いが増えまくっている人気カード閃刀姫-レイのこちらのイラストです。
このイラストは日本語版にもあるのですがレアリティはシークレットレア止まりで、25th加工は英語版とEU版にしか存在しないようです。加えて、収録されているBattles of Legend: Terminal Revengeもたくさん売れたBOXではないのか、初動は2万円台だったはずが、気が付くと7~8万円台になっていました。
例にもれず出回りもかなり少ないです。EU言語であれば4万円くらいで買えたはずなので英語にこだわりがなければそちらを狙うのもありでしょう。
ブラック・マジシャン・ガール ファラオズシークレットレア

みなさん、そもそもファラオズシークレットレアをご存知でしょうか?
Magnificent Mavensというパックに収録されている日本語版でいうところのミレニアムレアに近い模様付きのキラキラ加工がされたカードなのですがこちらのカード発売されてすぐは全然話題にならなかったんですよね…
あまり売れなかったのが原因かはわかりませんが、ファラオズシークレットレアの収録はこのパックが最初で最後でした。しかしながら、のちになってじわじわと評価を上げていきまして隠れた人気カードに育ちました。
しかしながら高騰の最大の要因は流通数の少なさなのかなと踏んでいます。
なんとファラオズシークレットレアはBOX内に18種類収録されていることもあり、出回りが圧倒的に少ないです。確か初動は3~4万くらいでそれでも高いなと思っているのですが、今では10万円前後になってしまいいよいよ手の届かないカードとなりました。ちなみにファラオズウルトラレアもありまして、このパックには青眼や真紅眼等かなり豪華なカードが収録されているのですがいずれもかなりお高くなってしまいました。
青眼の白龍 BLMM スターライトレア

続いて2度目の登場青眼の白龍、ただしこちらはあまり馴染みのない方が多いのではないでしょうか?こちらの青眼はBattles of Legend: Monster Mayhemに収録されているものになります。
確か日本語のものはセブンイレブンでパラレル仕様のものが配布されていたはずですが、このレアリティは海外限定ですね。去年くらいに出たカードで衝動は1.5万円くらいだった記憶ですが、今は3万円くらいで取引されています。
デフォルメイラストって賛否な印象だったのですが、意外と欧米人受けがいいんですね。
まとめ
ということで高くなってしまったカードの紹介でした。今回はキャッチーな内容にしたくてメジャーなカードメインの紹介になりましたが実はあまり有名じゃないカードでもじわじわ値上がりしているものがたくさんあります!もしこのカード高くなったよなあと思うものがあれば教えてください!
ここで共通点をまとめてみると、古いカードに関しては加工に差があり特定の個体があるもの、最近のカードについては基本のブースターパック産ではないパックでかつ同じレアリティが別言語に存在しないもの(加工が唯一無二なもの)が値上がりする傾向にあるようです。また新旧共通でX等のSNSで話題になると爆発的に高騰する可能性があります。これらに該当するカードで欲しいものがある方は、ぜひ早めの購入をおすすめします!
また、topDではXのDMにて海外からの輸入代行をお受けしております。お見積りからでも全然構いませんのでお探しのカードがある方は気軽にご連絡ください!